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コモディティ化の進む世界

世の中のモノがどんどんコモディティ化している。プロセスの標準化やプロダクトの規格化が進んでいる。この流れはITにとどまらない。ファミレスや定食屋に行ったら決まった大きさの野菜が出てくるし、料理人が手作りしてくれる定食屋は少なくなった。

これは「料理」という複雑なプロセスを踏まなくても、既存の加工済み冷凍食材を組み合わせることで定食作れるようになったことを意味する。食材の加工と組み合わせが分業で行われることになり、結果として労働集約色が一層強くなる。

これから先は分業化とアウトソーシングが進み、手作りの達成感を味わえる職業は激減すると思う。多くの職業がコマンダーとソルジャーで構成されるようになり、ソルジャーは安い労働力が取って代わるだろう。そのとき楽しく生きるにはどうすればよいか。今後の課題である。