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int128.hatenablog.com

ソフトウェアの妥当性

http://d.hatena.ne.jp/Amiya/20071222にて意見をもらった。

ではユーザが本当に求めるモノの指標になるものは?


私は「ソフトウェアが使えるという証明」(ドキュメントの品質を含む)であると思う。
しかし、この証明は完全には不可能なので、これの近似値となる指標を提供しなければならない。
非常に曖昧で危ういものであるが、評価した人数や他者の主観等がこの指標になりえる。
数さえ揃えば近似の精度が高まり、証明の代わりとして十分使えるはずであると思う。

それは正論だとは思う。ドキュメントの品質を指摘件数(密度)で評価する限りは、レビュー時間を長くするしかない。

ドキュメントのレビューは多くの時間を消費する。例えば、5人が6時間のレビューに参加すると30時間の消費になる。それゆえレビューを効率的に実施することが重要である。

  • 現状: レビュー時に(初めて)ドキュメントを読んで、疑問点をまとめて話し合う。
  • あるべき姿: 事前に資料に目を通しておき、問題事項を一つずつ議論するべき。

これである程度は無駄な時間を削れるはず。

まあレビューで話してることって「中身」じゃないんだよね。「文章の書き方」とか「どの章に載せるか」ばかりでげんなりする。まるで本や雑誌を書いてるみたいだよ。