GeekFactory

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OpenIDによるアクセス制御が利便性を向上させる

OpenIDを個人のWebサイトで活用する - GeekFactory」で上手く書けなかったのですが、アクセス制御にOpenIDを利用すると利便性が向上すると思うのです。

Web上のサービスで情報共有するとき、限られたメンバのみに公開したいことがあります。一般のサービスでは、そのサービスが管理するIDしか公開範囲に指定できません。公開範囲として外部のサービスが管理するIDを指定できるようになれば、利用者の範囲を大きく広げられます。

例えば、Flickrに上げた写真の公開範囲にFlickr外のあらゆるIDを指定できれば便利です。mixiやYahooのIDを指定できると敷居が低くなり、公開範囲に収められる人が大きく増えます。Flickr ID(=Yahoo ID)でしかFlickrを利用できないにして、アクセス制御のみOpenIDに対応するのがベストだと思います。

この利便性は、リアル世界のつながりに対して大きな意味を持つでしょう。Web上のサービスを渡り歩いてさくっとIDを取得できるようなウェブ世界の人たちとは違い、リアル世界の人たちが自発的に動くことは稀です。さあ使ってください、という世界でOpenIDは重宝するはずです。

一言でまとめると、ログインに使うよりよりもアクセス制御に使う方が便利な使い方なのでは。