ZabbixでHyper-Vの統計情報を取得する
Hyper-Vクラスタを運用する上で、ノードの負荷状況やメモリ使用量などは重要な監視項目になります。特に、仮想デスクトップを運用している場合は一部の利用者が全体のパフォーマンスを落とすことがあるため、原因調査と改善のために記録を残すことが重要です。
Hyper-Vの統計情報はWindowsのパフォーマンスカウンターを通して取得できます。
例えば、起動中の仮想マシン数を取得するには下記のキーを使います。テンプレートを作ってHyper-Vクラスタ内のホストに適用しておくと簡単です。
名前 | Number of running VMs |
---|---|
種類 | Zabbixエージェント |
キー | perf_counter[\Hyper-V Virtual Machine Summary\Running] |
パフォーマンスカウンターの一覧は [サーバーマネジャー]-[診断]-[パフォーマンス]-[モニターツール]-[パフォーマンスモニター] で確認できます。カテゴリーの先頭に Hyper-V と付いているものがHyper-Vのカウンターです。
監視項目の選定にあたっては下記を参考にさせて頂いています。
午前8時ぐらいから起動VM数が増えていき、それに伴ってメモリ使用量やディスク負荷が上がっていく、というのを見てニヤニヤしています。みんな早起きダナー。