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Slack公式のJIRA連携機能を試した

Slackが公式に公開しているJIRA連携機能を試してみました。

get.slack.help

JIRA連携機能はJIRA CloudとJIRA Serverに対応しています。今回は個人で運用しているJIRA Serverを利用しました。

以下の手順でSlackとJIRAを連携できます。詳しくは公式ページを参照してください。

  1. 自分のSlackワークスペースにJIRA Server Alertsを追加する。
  2. 通知先のチャンネルを指定する。
  3. JIRAでWebHookを作成する。

これだけです。簡単ですね。

JIRAのWebHookは以下のように設定しています。

f:id:int128:20180522101845p:plain:w425

デフォルトではIssueのステータスを更新した時にのみ通知されるようです。以下のオプションを有効にすると、Issueにコメントを書いた時にも通知されるようになります。

f:id:int128:20180522101207p:plain:w600

JIRAのIssueにコメントを書いて、ステータスをDoneに更新すると、Slackに以下のように通知されます。

f:id:int128:20180522100745p:plain:w509

以下の点が気になりました。

  • ユーザ名ではなくフルネームが表示されるため、Slack上でメンションにならないので通知に気付かない。Slackの通知設定でフルネームを入れておけば解決しそう。
  • JIRA記法のメンション([~hidetake])がSlack記法のメンション(@hidetake)に変換されない。これもSlackの通知設定で解決しそう。
  • デフォルトでは標準的なステータスしか設定されていないので、チームで独自のステータス(In Reviewなど)を使っている場合は設定を見直す必要がある。

SlackとJIRAの連携は簡単なので、ぜひ試してみてください。

ちなみに上記の問題点を解決した拙作のBotもあります。参考まで。

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