IT企業の決算書を読む
決算書の読み方を学ぶ機会がありました。製造業や小売業は仕入れ→(加工)→在庫→販売→回収という流れがあるので、数字を読み解く上で想像しやすいポイントがありますが、IT業界は様々な業態の集合なのでお金の流れが分かりにくいと思います。
決算書は EDINET 有価証券報告書等の閲覧 で読むことができます。
貸借対照表と損益計算書は、ただ眺めているだけでは表層の情報しか見えてきませんので、カジュアルに読める項目を紹介します。
- 事業の状況、設備の状況
- ITmedia のニュース記事のように読めると思います。会社のアピールポイントが書いてあります。
- 事業の種類別セグメント情報
- 会社がどんな事業をやっているのか?売上や営業利益はそれぞれどれぐらいか?
- どの事業に売上が偏っているか?
- 売上原価明細書
- 会社がどんな用途に金を使っているのか?
- 労務費と外注費の割合はどれぐらいか?
入社前に会社情報を調べる手段としても有用ですね。