Amazon LinuxとZabbixで始める運用監視
Amazon LinuxとZabbixで始める監視サーバ - GeekFactoryのリメイクです。Amazon Linux 2011.09に合わせて書き直しました。
必要なもの
- Amazon EC2 Instance
- Amazon Linux 2011.09
Amazon Linux 2011.09からFedora EPEL(Extra Packages for Enterprise Linux)が使えるようになったため、Zabbixのインストールがとても簡単になりました。
sudo yum install --enablerepo=epel \ zabbix \ zabbix-agent \ zabbix-server \ zabbix-server-mysql \ zabbix-web \ zabbix-web-mysql
はい、終わりです。EPELが気に入った方は /etc/yum.repo.d/ でEPELを有効化してください。
SRPMからリビルドだよね!という方は以下をどうぞ。
準備
リモートで長時間ビルドするのでscreenを使えるようにしておきましょう。回線が切れたら悲しいことになります。
SRPMをリビルドするためにrpm-buildを入れておきます。ついでに一般ユーザでリビルドできるようにしておきます(こちらを参考にさせていただきました)。
sudo yum install rpm-build mkdir -p ~/rpm/{BUILD,SOURCES,SPECS,SRPMS,RPMS/{i386,i586,i686,x86_64,noarch}} vim ~/.rpmmacros # .rpmmacrosの内容 %_topdir /home/xxx/rpm %packager xxx <xxx@example.com> %_sysconfdir /etc
iksemelのリビルドとインストール
iksemelのSRPMをGoogle先生などから入手します。
wget http://pkgs.repoforge.org/iksemel/iksemel-1.4-1.rf.src.rpm
私が入手したSRPMはリビルド時にエラーが出たため、specファイルを書き換えました(こちらを参考にさせていただきました)。
rpm -ivh iksemel-1.4-1.rf.src.rpm vim ~/rpm/SPECS/iksemel.spec # 先頭に1行追記します %define __check_files %{nil} rpmbuild -bb iksemel.spec sudo yum install ~/rpm/RPMS/x86_64/iksemel-*
Zabbixのリビルドとインストール
ZabbixのSRPMを入手します。私はZABBIX-JPで公開されているSRPMを使いました。
wget http://www.zabbix.jp/binaries/zabbix/zabbix-1.8/rhel5/SRPMS/zabbix-1.8.8-1.el5.JP.src.rpm
SRPMをリビルドして、必要なパッケージをインストールします。
rpmbuild --rebuild zabbix-1.8.8-1.el5.JP.src.rpm cd ~/rpm/RPMS/x86_64 sudo yum install \ zabbix-1.8.8-1.amzn1.x86_64.rpm \ zabbix-agent-1.8.8-1.amzn1.x86_64.rpm \ zabbix-server-1.8.8-1.amzn1.x86_64.rpm \ zabbix-server-mysql-1.8.8-1.amzn1.x86_64.rpm \ zabbix-web-1.8.8-1.amzn1.x86_64.rpm \ zabbix-web-mysql-1.8.8-1.amzn1.x86_64.rpm
設定ファイルは /etc/zabbix に入っています。