Gradle SSH Plugin 2.3.0をリリースした
Gradle SSH Plugin 2.3.0、Groovy SSH 2.3.0をリリースしました。
2.3.0の変更点
リモートコマンドを実行する時にコマンドラインを簡単にエスケープする構文を追加しました。これまでは自分でエスケープする(シングルクォートで囲む、もしくはバックスラッシュを付ける)必要がありましたが、2.3.0からは execute
メソッドにリストが渡された場合は自動的にエスケープされて実行されます。
例えば、以下のようにLLのスクリプトをワンライナーで実行したい場合は便利でしょう。
execute(['perl', '-e', /print 'current: ', time, "\n"/])
また、2.3.0から複数の known_hosts
ファイルを指定できるようになりました。地味な改善ですが、実行時に別の known_hosts
をマージしたい場合などに役に立つと思います。
おまけ
5月中旬に入ってからダウンロード数が伸びています。2.0.0をリリースしてからだいぶ伸びているので、メジャーバージョンアップは効果があるということでしょうか。
ちなみに、Gradleで一度キャッシュされたら再びダウンロードされることはないので、新規ユーザがプラグインを使い始めたか、既存ユーザがバージョンを上げた場合にカウントされます。