複数のTAPデバイスを使う
coLinuxから複数のTAPデバイスを eth0, eth1, ... として使うことができます。これによって、複数のネットワークが(同じセグメント上に)混在する環境を作れます。
1. TAPデバイスを追加する
コントロールパネルの [新しいハードウェアの追加] からTAPデバイスを追加します。分類はネットワークアダプタです。Vistaだと [レガシハードウェアの追加] になってます。その後、ネットワーク接続の一覧で名前を変更しましょう。名前に # がはいっているとうまく動作しないようです。
2. coLinux設定ファイルを変更する
設定方法のうちtuntap部分を引用します。というわけで、ネットワーク接続の名前を必ず設定しましょう。
ethX=tuntap,,
はhostシステムに設定したTAPアダプタの名前です。"Local Connection 1"とか、そんな名前がついています。名前をつけなければ、coLinuxは最初にみつけたTAPアダプタを使用します。TAPアダプタを1つしか設定していない場合は、名前は指定しなくてよいです。
http://d.hatena.ne.jp/january/20080215/1203046293
eth0=tuntap,"Primary coLinux"
eth1=tuntap,"Secondary coLinux"
あとはLinux上から eth0, eth1 を設定するだけです。参考までに私の設定を載せておきます。
TAPデバイス | ネットワークデバイス | IPアドレス |
---|---|---|
Primary coLinux | eth0 | 192.168.1.50/24 |
Secondary coLinux | eth1 | 192.168.11.1/24 |