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企業内の情報共有とGoogle文化

組織内ではインターネットと違って曲がりなりにも情報の作成/維持の責任者は決まっていて、当然それを格納する場所も大まかには決まっている。

(中略)

企業内検索ではインターネットは違った考慮点がいくつかある

  • 各文書のアクセス権を検索結果に反映する必要がある
  • 文書は様々なリポジトリに様々なフォーマットで分散保管されている
  • リンクの多い文書が重要な文書ではない
  • 多くの文書が、コピー新規で作成され、検索結果に似たような文書や中途段階のものが多数出てくる
http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2008/06/google-aa2a.html

企業内の情報共有は、情報の囲い込みを基本としています。Google(の社内やWeb)のようなオープンな世界とは違います。そこには情報セキュリティのルールがあり、組織文化があります。

情報を知っていることに付加価値がある人や組織は、オープンな世界を快く思わないでしょう。ノウハウを公開して新しい価値を生み出す文化を育まなければ、企業内検索は形骸化してしまう。

まずは、利害関係のない公開情報が検索対象になるのではと思います。社内の規定や社内システムの使い方がすぐ検索できれば便利ですね。